「進撃の巨人」超個人的名場面ベスト10! 日本が誇るダークファンタジーに心臓を捧げた!

邦画


今回はいつもの考察記事ではありません。ただの私のファンレターだ。


このアニメ、ユーチューブで世界中のファンがリアクション動画をたくさんアップしてるんですよ。


そのあまりの過剰なリアクションぶりを見て笑い、何気なく初回を見直したら全94話一週間で一気見する事態になりました。


リアルタイムで追ってた頃は度々時間が空くので以前見た展開やキャラを結構忘れてるんですよねキャラ多いし。


今回一気見したら色んな伏線やキャラの成長をヴィヴィッドに感じられて大興奮。

もしかしたら私の人生で一番幸せな一週間だったかもしれない。


これほど没入するアニメは他に「鬼滅の刃」「エヴァンゲリオン」ぐらいじゃないか。


今は「進撃の巨人」ロスが半端なく、その余韻を感じながら、個人的な名場面ベスト10を発表します。

誰も求めてないでしょうが、書かずにはいられない。




以下、ネタバレ含みます。
未見の方はDVDか配信で! ネタバレ上等な方はお進みください。



順位発表



第十位 48話 傍観者

エレンの母親カルラと調査兵団前団長キースの再会シーンをあげたい。



久しぶりに再会した二人ですが、自分は凡人と悟り、劣等感の塊となっているキースはカルラに涙ながらに八つ当たりをします。

そして一人語り。「特別な人間はいる。ただそれが自分ではなかったというだけの事。たったそれだけの事に、どうして気づけなかったのか…」


キースは私の推しキャラです。自分の可能性を信じ、特別だと信じ、結果、挫折する姿には共感しかありません。そしてあろうことか、他人に八つ当たりですよ、もう一度言います、共感しかありません。


ここでカルラが口を開きます。「特別じゃなきゃいけないんですか?」



「私はそうは思いませんよ。少なくともこの子は偉大になんてならなくていい。人より優れていなくたって。だって、見てくださいよ。こんなに可愛い。だからこの子はもう偉いんです。この世界に生まれてきてくれたんだから」


ありがとう、カルラ。


こんな私でも生まれてきた意味があったんだと思えた。



ちなみにこのシーンの直後、大きな伏線回収があります。そこも唸りますね。



そして余談ですが、元々この調査兵団前団長とキースを同じ人物にする発想は原作の諌山先生には無かったらしい。

アニメの荒木監督が「この二人って同一人物ですか?」と尋ねた瞬間に思い付いたそうな。


奇跡です。





第九位 91話 天と地の戦い

ジャンのアツい台詞をあげたい。


最終決戦直前、ジャンは親友のマルコを殺したライナーに納得できない怒りをぶつけ、わだかまりを残していたんですが。


そして最終決戦中、ジャンは落下するライナーの手を掴み、助けます。

宙吊りになっているライナーはジャンに告げます。「ジャン、手を離せ! もう一度くらい巨人化できる!」

「それで? 地ならしで鎧ごと踏み潰されて終わりか? てめえの巨人は名前の割にしょっちゅう砕けてるからな」
「…まだ勝てると思うか?」

もはや勝利を諦めかけているライナーにジャンが告げる。

「いいや。でもせめて死ぬところまで足掻いてみようぜ。俺達は往生際の悪い調査兵団だからな


遠巻きに「俺達は仲間」と言ってくれたジャンに、ライナーの目が潤む。




ジャアアアアアン!



わだかまりはあっても、親友を殺されても、仲間として命を救う、ジャンの成長に涙です。




第八位 21話 鉄槌

リヴァイ班全滅のシーンです。


これは進撃の巨人の本編でもかなり強く絶望と喪失感、悲しみを感じさせてくれた瞬間です。

今まで何度もエレンに「私達を信じて」と訴え続けてきたリヴァイ班のペトラ。

エレンの信頼を得て、女型の巨人に立ち向かう調査兵団最強部隊のリヴァイ班。


ここのアクションのカッコ良さ、もしかしたら女型の巨人を倒せるんじゃないかと期待させてから次の瞬間、リヴァイ班虐殺フルコンボですよ!


進撃の巨人の女性キャラはミカサやアニなど、ちょっとクセ強な者が多い中、ペトラは純粋に少年漫画のヒロイン像。


男性ファンも多く、多くのリアクション動画では男性たちが「ペトラだけはやめてくれ!」と叫びまくってます。





もちろん、私もだ。


この回を見た日、浴びるように飲みました。




第七位 72話 森の子ら

サシャの父親が娘を殺したガビや、ハンジ達近衛兵団の面々を前にして語りだすシーン。

「サシャは狩人やった…」

ハンジ「はい?」


「こめえ頃から弓を教えて、森で獣を射て殺して食うてきた。それが俺らの生き方やったからや。けど同じ生き方が続けられん時代が来る事はわかっとったから、サシャを森から外に行かした。で、世界は繋がり、兵士になったサシャはよその土地に住む人を撃ち、人に撃たれた。結局、森を出たつもりが、世界は命の奪い合いを続ける巨大な森の中やったんや。サシャが殺されたんは、森を彷徨うたからやと思うとる。せめて子供達はこの森から出してやらんといかん。そうやないと、また同じところをぐるぐる回るだけやろ。だから過去の罪や憎しみを背負うのは我々大人の責任や


騒動が落ち着くと、この父親は負傷しているガビに声を掛けます。「大丈夫か?」

この言葉に驚くガビ。「本当に私が憎くないの…?」

彼らは悪魔だと教えらたガビの中に迷いが生じる瞬間です。




深すぎるぜ諌山先生…。


聞いてくれたか、ト〇ンプ、プ〇チン、ネ〇ニ〇フよ。


本物の大人がとるべき思想、態度がここにある。


まあ、この直後、カヤがガビを殺そうとするんだけど。




第六位 81話 氷解

今までダメダメだったキースの活躍シーンをあげたい。



仲間達が巨人化し、襲ってくる。
その中でただ怯えるだけの新兵たちの前に現れ、助けに入るキース。

ちなみにキースはこの直前、古い考え方の人間として新兵たちにバカにされ、ボコボコにされてます。

たが、その新兵を襲う巨人を倒し、彼らに向かって叫ぶ。

「巨人と対峙した際はただ腰を抜かしていろと教えた覚えは無いぞ! 立体起動装置を付けろ、まだ旧式が残っている!」


「私についてこい! 生き残りたい者がいるならな!」


新兵たちはもう涙目で「シャーディス教官…」と感動してますよ。


そこで流れ出す名曲「バリケード」ですよ!


漢だぜ、シャーディス教官!


凡人の誇り、尊厳を見せられました。あなたは私の教官だ!




そしてこの81話は名場面の多さが異常でしてね。

ガビが自分を殺そうとしたカヤを助けるシーン、ガビとカヤの和解、ピクシス指令の最期、アニの復活ととんでもない密度です。


これが進撃の巨人なんだよ!





第五位 89話 自由の翼

ハンジの最期です。



ここはファンならみんなあげるだろう激アツシーンです。


地ならしで向かってくる巨人たちに対して、時間稼ぎのために決死の戦いを一人で挑むハンジ。


死んだ直後、ファンなら誰もが号泣のシーンが待っています。




第四位 53話 完全試合

エルヴィンが新兵たちを引き連れて特攻するシーン。


これもファンが投票したら絶対に上位に来るだろうシーンです。

エルヴィンの演説で胸アツ必至。新兵たちに決死の特攻を迫るんですが、見てるこちらは完全に酔わされます。



あの場にいたら私も叫びながら走ってますね。

そして岩で頭を砕かれて即死でしょう。だが悔いは無い。


エルヴィンの統率力、凄まじすぎる。




第三位 94話 あの丘の木に向かって

最終回ですね。調査兵団の面々に対して、敬礼するリヴァイ。


最終決戦が終わり、座っているリヴァイの目の前に現れるエルヴィン他、調査兵団の亡くなった面々。



「これが結末らしい。お前達が捧げた心臓の」



するとみんな、無言であの敬礼ですよ。そしてリヴァイもまた敬礼ですよ、しかも涙流してますよ!



亡き兵士たちの顔を見て、彼ら一人一人が亡くなった瞬間が私の脳内にフラッシュバック。

もう悶絶です。




第二位 57話 勇者

アルミン死亡。


おそらくはファンの間で投票したらこのシーンが一位だと思う。それほどに感動的で、絶望的だった。

超大型巨人を倒すため、起死回生の策をエレンと決行。それは決死が必然の、勇気が試される作戦でした。


アニメ初見時、単行本で展開がわかってても、見終わって放心状態になったのを覚えてる。


「僕は負けてないよ。僕は逃げてない」


アルミン、あんた、本物だよ。



第一位 70話 偽り者

昔、サシャに命を助けられたカヤが、自分を敵視するマーレ人のガビとファルコと会話するシーンです。

敵意を向けられても、カヤは二人を助けようとします。

昔サシャに助けられた顛末を二人に話します。

「結局、お姉ちゃんは自分を盾にして、巨人から私を逃がしてくれた。お姉ちゃんが生きていたら行く当てのないあなた達を決して見捨てたりしない。私にそうしてくれたように。今度、マーレの人が働いているレストランに招かれているの。そこにあなた達を連れていけば、マーレに帰る方法が見つかるかもしれない」

敵である自分たちを助けようとするカヤに、ガビは当惑します。「どうして…?」




「私はお姉ちゃんみたいな人になりたいの」



憎しみの連鎖の象徴であるガビに対して、優しさの連鎖の象徴としてカヤが口にするこの決意、あまりにも美しい。


サシャが遺したものの大きさも感じられ、私は静かに落涙しました。


あるリアクターの方が「良い行いをしても世界は変わらない。だけど助けてあげたその人の世界を変える事はできる」と言ってましたよ。



これが私の名場面ベスト10です。あげたいシーンは他にも無数にありますけど。

ドラマ重視のファイナルシーズンからが多いですね。

日本ではファーストシーズンが人気ですが、外国ではこのファイナルシーズンの評価が物凄い高いらしい。


差別や戦争に苦しむ人が多いからでしょう。

このアニメは本当に一人でも多くの方に見て欲しい。

そしてこれほどの作品が日本から生まれている事、本当に誇らしい。





心臓を捧げよ!

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